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2006年11月06日

孫さんは「ペテン」なのか?

みなさん、こんにちは、佐野です。

携帯電話の「番号ポータビリティ」が始まりました。

その中で「予想外割」を発表したソフトバンクのやり方に批判の声が高まっています。

私も、「事業家としての孫さん」を尊敬していて、
孫さんの下で働きたい、と一時期ヤフーに勤めていたこともありました。

孫さんのやり方は、時代を切り拓くため、いつも「強引過ぎる」のかもしれません。

尊敬する部分もありますが、
さすがに今回はいかがなものでしょう?

先週の「文春」(2006年11月9日号/11月1日発売)にもこんな書かれ方をされています。

孫さんはペテンか?

 「ポータビリティ」大混戦!
 孫正義 ソフトバンク社長 「ケータイ¥0」はいつものペテン
 大宣伝した新料金プランは「安くならない」と大ブーイング。
 ショップに行ってもシステムトラブル・・・。 
 「ヤフーBBのインチキ勧誘」「テレ朝買収劇」・・・この人のハッタリにはもう騙されない!

システムダウンした時の「お詫び会見」もどうでしょう?

言葉で謝っていながら、どこか正当化しようとしているところが気になりました。
第一、「新料金メニューが好評で申し込みが殺到したため、ダウンした」との説明は真実なのでしょうか?

また、話題の「0円広告」も景品表示法違反の疑いが持たれています。

0円広告

この新料金プランは、
端末の割賦販売との組み合わせが原則であること、
また、長期契約が前提となっていて、途中解約した場合、新たに費用負担が生じる可能性があり、
「実際には安くならないケースもあるのに過大広告だ」との批判があります。

「景品表示法 第4条1項2号」の「有利誤認」にあたるのではないか、という指摘です。

これについてはKDDIが、公正取引委員会に申告書を提出、公取委に徹底調査を求める構えです。

孫さんは今回の件を正当化しないほうが良いでしょう。お詫びする時は、心より真摯にお詫びすべきだと思います。

ソフトバンクショップの現場から
「あまりに(料金が)わかりにくい」という声が出たり、
(ソフトバンク本社に)抗議の電話が殺到する姿は、明らかに同社の混乱を物語ります。

今、自分が3社から選ぶのなら、まず最初にソフトバンクを外すことでしょう。

残念ながら、(孫さんの先日の会見に)「誠意」を感じませんでした。

通信インフラ企業としての最低限の「自覚」と「責任」を感じなかった、というのが自分の考えです。

「事業家」孫さんの最後の勝負はこの後、どのように出るのでしょうか?
引き続き、注視しましょう。


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Posted by トッティ at 12:00│Comments(0)ネットビジネス
 
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