グーグルは「民主的」でなくなっている

トッティ

2006年04月24日 12:00

みなさん、こんにちは、佐野です。

「グーグル」の検索結果に「制裁」が加わるケースが出てきています。

アメリカでは既に「グーグルの対抗勢力」も台頭しているんです。

もう「反グーグル」!
これぞドッグイヤーなネットビジネスです。
今年2月、ドイツ。
BMWやリコーの現地サイトが、突然、グーグルの検索結果に表示されなくなった。

国内でも、3月末、サイバーエージェントが運営するサイトの多くが一時、検索結果から消えた。

各社、自分ところのホームページを、グーグルの検索結果で上位表示させるために様々な工夫・細工をしている(いわゆる、SEO(検索エンジン最適化))が、そうした細工をグーグルが「不正」とみなし、検索結果から外す処分がされたようだ。

グーグルのエンジニアはブログ上で、「今年は非英語サイトへの監視を強める!」と宣言。
また、一方で、グーグルは中国のネット市場に参入する見返りに、中国政府に対し、検閲協力の姿勢を決定している。

グーグルは、民主的であるべき「検索結果」に、「思想」や「制裁」を加えており、
もはや検索結果は「民主的でなくなっている」と皆が感じ始めている。



アメリカでは、そんなグーグルへの対抗勢力が早くも台頭している。

その名は「Natch」。
http://www.natch.com

ここでは、ソフトウェアの設計を公開し、公平な検索結果を誰もが確認できる。

ここでは、グーグルと違った、「検索エンジンの民主主義」を追求している。
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