中小企業の「個人情報保護」を考える。
みなさん、こんにちは、佐野です。
今、私は「
らくらくPマーク」と題した、中小企業向けのプライバシーマーク取得支援を行っています。
そんな中小企業の個人情報管理体制づくりに参考になる本がこれです。
静岡では現在、「
第1期講座」を開講中です。
8社の企業が7月までのPマーク申請に向け、一生懸命取り組みを行っています。
通常よくある「無料セミナー」とは違い、参加される企業の担当者は、みな真剣そのもので、
講義する私たちもとても楽しいセミナーです。
中小企業がPマーク取得を目指すに当たり、
1.「低価格」で専門コンサルタントのコンサルティングを受けることができ、
2.「短期間」(4ヶ月程度)で、Pマーク申請を実現する、
このサービスは、参加企業からも良い評判をいただいています。
静岡県内でも「Pマークを取りたい」と希望する中小企業は多く、
今月より「第2期講座」(7月より開始)の募集を開始します。
Pマーク取得を目指す企業にはぜひ参加をお勧めしたいと思います。
私も、今回、8社の支援をしていますが、
「今すぐPマーク申請できる」ところもあれば、このままではまだまだ取得が難しそうなところもあります。
結局は、保護法第20条で言われる「安全管理措置」の実行度において、どこまで出来ているかで、大きな差が出ています。
もちろん、実行レベルが低いところはこれから、費用面も掛けて、取り組みを行っていく必要があります。
そんな折、中小企業の個人情報管理体制づくりの参考になる
一冊がPHPより発売になっています。
ドキュメント 小さな会社は「個人情報保護法」にどう立ち向かったか(PHP研究所)
この一冊は、「
社員60名の小さな会社が、個人情報保護法と格闘した記録である。」
本書を通じて、
三友システムアプレイザル(東京都千代田区)という、不動産鑑定会社がどのように、管理体制を作って行ったかの、ありのままの姿を読むことができます。
中小企業にとって、経済産業省のガイドラインに書かれている内容は確かにレベルが高いものですが、本書を読むことで、自社の取り組みを見直す良い機会になることでしょう。
ぜひ参考にしていただきたいと思います。
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