来たー!「最上のビジネス・ブック」文庫化!

トッティ

2006年03月29日 12:00

みなさん、こんにちは、佐野です。

かねてから「読みたい」「読みたい」と思っていた一冊が文庫本になって登場!

丸谷才一氏はこの本を「思考と生き方のためのマニュアル」と言ってます。
その一冊は「マネー・ボール」です。



丸谷氏は本書「あとがき」でこのように記しています。

「『マネー・ボール』には、単なる野球本ではない性格がある。

 ・・・(中略)・・・

 『マネー・ボール』はいろいろな世界で応用がきく。
 科学者が読んでも頭が刺激されるし、デザイナーが手に取つても参考になる。
 まして経済関係の人には非常に有益だらう。
 マーク・ガーソンといふ銀行家はこの本を評して、「単にマイケル・ルイスのベスト・ブックである
 だけではなく、これまでに書かれた最上のビジネス・ブック」と言つたさうだが、これは決して
 褒めすぎではない。」

これは面白い。読み出したら止まらない。
こんな視点でメジャーリーグを見ていくともっと楽しめますね。

いよいよMLBも来週から開幕、イチロー、松井の長いシーズンがこれから始まります。

以下、発行元である「ランダムハウス講談社」の作品紹介を引用します、参考ください。

勝つためには一流の選手を集める、そのためには資金が必要、というのが、球界の常識。
その常識をくつがえしたのが1997年に35歳でオークランド・アスレチックスのGMに就任したビリー・ビーンである。
彼は「無名の実力派」を「格安」で手にいれて、4年連続でプレーオフに進出するという、見事な勝ちっぷりをみせた。
この貧乏メジャーリーグチームがいったいどのようにして目覚しい実績を勝ち取ったのか?
ドラフトやトレードでの絶妙なかけひき、まったく新しいデータ活用法と戦術、さらにこの本には、アスレチックスという新天地でみちがえるように才能を開花させる選手たちの様子がくわしく描かれている。
メジャー・リーグで奇跡を起こした熱血GMとはいかなる人物なのか?
そして格安の年俸ながら優勝する実力をもった選手たちとは?
球団経営という知られざるビジネスの全貌と、魅力的な登場人物がおりなす感動的な人間ドラマが融合した一冊。
野球ファンだけではなく、ビジネスマンからも圧倒的賞賛を送られた全米ベストセラー!

あと、以前、自分のブログでも書いていましたね、念のため。

松井とイチローはどちらが高評価か?
http://privacy.ti-da.net/e512874.html

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