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2010年04月27日

ローソン・新浪社長の講演を聞く

静岡銀行の経営者クラブ、「Shizuginship」のセミナーに、今、注目の経営者が来られました。

「ローソン チャレンジ」と題した、ローソンの新浪社長の講演は大変示唆に富んでいて、興味深い内容でした。

ローソン新浪社長
そのポイントをざっとまとめますと・・・

パンチ!ローソン来客者の男女比は、7:3。

#コンビニは意外にも「男性客」が支えている。

パンチ!ローソンは様々なコンビニ業態への進化(新浪社長は、これを「イノベーション」と呼んでいた)を他社よりも早く遂げている。

なぜか?

ポイントは 2つ。

(1) コンビニは商圏が小さい。実際にお店の商圏に住まう人口動態などを把握すれば地域に必要なコンビニ像が見えてくる。「デモグラフィックマーケティング」を重視している。

(2) 「セグメントNo.1」(その分野で圧倒的に 1位になること)に徹底的にこだわる!

その結果、このような「ローソン」が生まれた。

「生鮮コンビニ ローソンストア100」「ナチュラルローソン」「ファーマシーローソン」「ホスピタルローソン(病院内店舗)」「厨房併設店舗(「神戸ホッとデリ」)」「大学内店舗」「子育てローソン(「HAPPY LAWSON 山下公園店」)「簡易郵便局併設店

パンチ!共通ポイントプログラム「Ponta」導入のポイント

「Ponta」は「ポイントカード」ではない。CRMのツールである。
コンビニビジネスは「商圏が小さい」ため、今後「顔を知るマーケティング」が求められる。
「リピーター(ユニーク)を把握すること」が不可欠であるが、
今のPOSではその把握はできない。
それを担うのが「Ponta」であり、もはや「個店マーケティング」の時代に突入した。


ローソンの新規出店の「規律」は「ROE」である。


今や「中央集権的に東京中央発信」の時代は終わった。
各地域と密着して商売していくのが必要。
ローソンでも全国 7つの支社にて、支社主導で、地域密着の商品化を展開している。


先日(4/15に)行われた、「2009年度決算説明会」の資料もぜひご参考にされたいですね
http://www.lawson.co.jp/company/ir/library/pdf/presentation/ps_2010.pdf

今、注目の「熱い」若手経営者だと思います。

新浪社長が本を書かれたら、ぜひ買って読んでみたいですね。



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Posted by トッティ at 22:30│Comments(0)素晴らしい経営者
 
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